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2回目以降の外壁塗装工事は費用が高い?注意すべきポイントとは?

投稿日:2019.1.29 更新日:2025.1.27

初回の塗装工事の内容にもよりますが、2回目の塗装が必要になる頃には、建物の築年数がかなり経過している場合が多いです。

そのため、塗装だけでなく建物の全体的な状態を確認する必要があります。
特におすすめしたいのは、外壁材や屋根材の劣化だけでなく、内部構造の腐食の検査です。

例えば、ひび割れを通じて雨水が侵入していた場合、基礎部分が損傷している可能性があります。

また、長年の使用によって外壁材や屋根材自体が著しく劣化している場合、塗装では対処しきれない可能性が高いです。
実際、点検中にシロアリによる基礎部分の損傷や、屋根裏の腐食が発見された事例もあります。

このような場合、屋根は葺き替えやカバー工法、外壁はサイディングの張り替えといった工事が必要になる場合があります。

ただし、塗装だけで対応可能な場合も少なくありません。
2回目の塗装工事では、ひび割れ補修やコーキングの打ち直しといった下地処理を、1回目以上に丁寧におこなう対処が求められます。

また、建物の状態によっては、塗装以外の工法を検討する必要が出てくる場合があります。

最適な選択をするためにも、まずは屋根や外壁の無料点検がおすすめです。

 

 

 

2回目以降の外壁塗装工事の費用が高くなる理由

2回目以降の外壁塗装工事は費用が高い?注意すべきポイントとは?

 

2回目以降の外壁塗装工事が高くなる理由は、以下のような要因が挙げられます。

・経年劣化の影響
・塗料の種類と耐久性
・下地処理の手間

 

 

経年劣化の影響

2回目の塗装時には、外壁や屋根が1回目の塗装よりも劣化が進んでいる可能性が高いです。
なぜなら、外壁や屋根が長期間紫外線や雨風にさらされ続けると、素材そのものの耐久性が低下したり、防水機能が失われたりするからです。
特に、ひび割れや欠損がある場合は、塗装前に補修工事が必要になるためその分費用がかさみます。
例えば、築15年の住宅では屋根の板金部分が錆びて穴が開いており、塗装前に板金交換が必要になった事例があります。

 

塗料の種類と耐久性

1回目の塗装で使用された塗料が一般的な耐久性のものであった場合、2回目以降はより高品質で耐久性の高い塗料を選ぶ傾向があります。
理由として、耐久性の高い塗料を使用すると、再塗装までの期間を延ばしトータルコストを抑える効果が期待できるからです。
例えば、フッ素系塗料や無機塗料は初期費用が高いものの耐用年数が長く、長期的にはコストパフォーマンスが良い選択肢とされています。

 

 

下地処理の手間

経年劣化に伴い、下地の補修がより必要になります。
外壁や屋根の状態が悪化した場合、塗装の効果を十分に発揮させるためには徹底した下地処理が必要です。
特に、コーキングの打ち直しやひび割れの補修、剥がれた塗料の除去など、これらの作業が追加されると施工費が高くなります。

 

 

2回目以降の外壁塗装工事を安くする方法

2回目以降の外壁塗装工事は費用が高い?注意すべきポイントとは?

 

外壁塗装工事の費用を抑えるには、以下のポイントを押さえる必要があります。

・定期的な点検とメンテナンス
・信頼できる業者の選定
・キャンペーンの活用

 

 

定期的な点検とメンテナンス

外壁や屋根を定期的に点検すると、早期に劣化箇所を発見できます。
定期的な点検とメンテナンスを怠ると、劣化が進行し、雨漏りや構造の損傷が発生する可能性が高いです。
早めの対処ができると大規模な補修工事を避けられ、結果的に費用を抑えられます。
例えば、定期的に点検を実施した住宅では小規模な補修だけで済み、大掛かりな工事を避けられます。

 

 

信頼できる業者の選定

見積もりを複数の業者から取得し、費用やサービス内容を比較することが重要です。
信頼できる業者は適切な施工と良心的な価格を提供する傾向があるため、結果的に費用対効果が高くなります。
また価格だけでなく、施工実績や保証内容を確認することで、コストパフォーマンスの良い業者を選ぶことができます。
特に、地域密着型の業者では、迅速な対応やアフターケアの充実を評価されるケースが多いです。

 

 

キャンペーンの活用

塗装業者によっては、期間限定のキャンペーンや割引サービスを実施している場合があります。
キャンペーンは顧客獲得を目的としているため、通常よりもお得に工事を依頼できる場合が多いです。
業者の公式ホームページや地元の広告チラシや問い合わせを通じて、最新の情報を得ると効率的にキャンペーン情報を確認できます。

 

 

 

2回目以降の外壁塗装工事の注意点

2回目以降の外壁塗装工事は費用が高い?注意すべきポイントとは?

 

2回目以降の外壁塗装工事には、いくつかの注意点があります。
適切な計画と施工をおこなうためにも、以下のポイントを押さえておきましょう。

 

 

使用できない塗料がある

1回目に使用した塗料の種類によっては、2回目で使用できない塗料がある場合を知っておく必要があります。
なぜなら、塗料の種類によっては相性があり、不適切な塗料を選んでしまうと施工不良の主な原因となるためです。
例えば、1回目にシリコン塗料を使用した場合、無機塗料を上塗りすると剥離が起きる可能性があります。
不適切な塗料を使用しないためには、業者に適切な選択を依頼しましょう。

 

 

張り替えやカバー工法をしたほうがいい場合もある

外壁の劣化が進行している場合、塗装だけでは対処できない可能性があります。
劣化が進行している状態で塗装をおこなうと、塗膜がすぐに剥がれたり、内部の損傷が進むリスクがあるからです。
そのため、塗装で対処できない場合は、外壁の張り替えやカバー工法をしたほうがいい場合もあります。
業者に外壁の状態を見てもらうと、適切に対応できるようになるためおすすめです。

 

 

 

2回目の外壁塗装時に役立つもの

2回目以降の外壁塗装工事は費用が高い?注意すべきポイントとは?

 

2回目の外壁塗装を成功させるためには、1回目の塗装時に使用された塗料の種類や施工内容、保証期間などが詳細に記載されている見積書・仕様書・施工保証書が役立ちます。
見積書は過去の費用や施工範囲を把握できるので、次回の予算計画に役立てられます。
仕様書には塗料の特性や施工方法が記載されているため、2回目の塗装で適切な塗料や施工方法を選ぶ際の参考になりやすいです。
また、施工保証書は塗装後のトラブル対応や保証内容を確認するうえで欠かせません。
3つの書類を保管しておくと、効率的かつ計画的な塗装工事を進められるようになります。

 

 

 

まとめ

2回目以降の外壁塗装工事は、初回の塗装工事と比べて費用が高くなる傾向があります。
しかし、事前の計画や適切な業者選び、メンテナンスの実施によってコストを抑えつつ、満足のいく仕上がりを実現できるようになります。
まずは信頼できる業者に相談し、現状をしっかりと確認してから工事を進めてください。

 

当社の外壁塗装工事については「外壁塗装・屋根塗装」をご覧ください。

 

*K*

 

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