屋根材の選び方は?種類ごとの特徴や確認すべきポイントについて
投稿日:2026.3.24
新築やリフォームなどで屋根材を選ぶ際、「どうやって屋根材を選べばよいのかわからない」と感じる方は多いと思います。
屋根材にはいくつか種類があり、費用や耐用年数、デザインなどが大きく変わります。
そして、一度施工すると数十年は使い続けるものなので、後悔のないように自分に合ったものを選ぶことが大切です。
本記事では、主な屋根材の種類の特徴について解説したうえで、後悔しない屋根材選びのために押さえておくべきポイントをお伝えします。
屋根材の種類と特徴
瓦
瓦屋根は粘土を高温で焼き上げて作られており、古くから使われてきた屋根材です。
耐久性が高く、50年以上もの耐用年数があるとされています。
適切に施工されたうえで状態が良ければ、ほぼ半永久的に使い続けられるため、長く住む家に向いています。
定期的な塗装メンテナンスが不要な点や、断熱性と遮音性に優れている点も大きなメリットになります。
一方、重量が大きいため地震時の揺れに対する負荷が増す可能性があるなど、耐震性に劣っている点はデメリットになります。
また、他の屋根材よりも初期費用が高い点にも注意が必要です。
スレート
セメントと繊維素材を薄い板状に加工したスレート屋根は、「コロニアル」や「カラーベスト」などとも呼ばれ、現在もっとも普及している屋根材です。
大きなメリットは材料費や施工費が安く、初期費用を抑えることができる点です。
また、軽量なので建物への負荷が小さく、高い耐震性を持っています。
ただし防水性が低く、塗膜が劣化すると水を吸収しやすくなるため、10年を目安に塗装によるメンテナンスが必要です。
さらに、強い衝撃でひびが入りやすいというデメリットもあります。
当社の屋根塗装工事については「外壁塗装・屋根塗装」をご覧ください。
ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板はアルミニウム・亜鉛・シリコンのメッキを施した鋼板のことで、軽量で建物への負荷が少ない屋根材です。
耐用年数は25〜40年程度で、金属系素材の中でも錆びに強く、耐久性に優れています。
一方デメリットとしては、断熱性の低いため、断熱材が不十分だと室内温度が上昇しやすい点が挙げられます。
また、金属のため雨音が響きやすい点にも注意が必要です。
アスファルトシングル
アスファルトシングルは、ガラス繊維にアスファルトを染み込ませて、表面に細かい石粒をコーティングした屋根材です。
デザイン性が高く、軽量なため耐震性にも優れています。
また、複雑な屋根形状にも対応しやすい施工性の高さが特徴です。
一方、耐用年数は20〜30年程度とガルバリウム鋼板や瓦に比べて短く、表面の石粒が剥がれると防水性が低下します。
屋根材を選ぶ際に確認すべき4つのポイント
屋根材にはさまざまな種類があり、それぞれ特徴も異なるため、選ぶ際は何を重視したいのかを考えることが大切です。
実際に選ぶ際には、以下のようなポイントをしっかりと確認して選びましょう。
耐用年数
屋根材を選ぶ上で、どれだけ長く使えるかは最初に確認しておきたい大きなポイントです。
スレート屋根は一般的に20〜30年程度が目安で、定期的な塗装によって寿命を延ばすことができます。
ガルバリウム鋼板は25〜40年、瓦は50年以上の耐用年数を持っており、素材によって大きな差があります。
耐用年数の長い屋根材は初期費用が高い傾向がありますが、メンテナンス頻度が減るため、トータルコストで見ると割安になるケースもあります。
メンテナンス費用
屋根材の導入にどのくらいの費用がかかるのかも重要ですが、初期費用だけで判断しないほうが良いでしょう。
たとえば、スレートは初期費用を抑えることができますが、約10年ごとに塗装が必要なので、その都度メンテナンス費用がかかります。
一方、瓦屋根の場合はほぼメンテナンスが不要なので、長期的に見るとコストパフォーマンスに優れています。
このように初期費用だけで考えるのではなく、メンテナンスにかかる費用もしっかりと考慮した上で選択することが重要です。
屋根工事については「屋根葺き替え・カバー工法」をご覧ください。
機能性
屋根材はその種類によって異なる機能性があるため、住宅の環境条件に合わせて選ぶ必要があります。
たとえば、積雪地帯では荷重に耐えられる強度がある屋根材が求められ、台風の多い地域では軽量で強度がある屋根材が適しています。
また、海沿いでは塩害への耐性を持つガルバリウム鋼板がおすすめで、日当たりの強い住宅には室内の温度上昇を抑えられる遮熱性能の高い屋根材を選びましょう。
耐震性を重視する場合は、ガルバリウム鋼板やアスファルトシングルなどの軽量な屋根材を選ぶことで、建物への負担を減らすことができます。
デザイン
屋根は住宅の印象を大きく左右するため、外壁の色や素材、建物のスタイルとの相性を慎重に確認する必要があります。
スタイリッシュなモダン住宅にはガルバリウム鋼板がおすすめで、和風・和モダンな住宅には瓦屋根の重厚感がよく馴染みます。
また、洋風やナチュラルな住宅にはアスファルトシングルやスレートもおすすめです。
実際に見ないとわからないことも多いため、過去の施工事例やサンプルを確認しながら、業者と相談した上で決めると安心です。
まとめ
屋根材にはさまざまな種類があり、それぞれにメリットやデメリットがあるため、この屋根材が絶対というものはありません。
また、屋根材は一度施工すると数十年にわたって使い続けるものだからこそ、慎重に選ぶ必要があります。
瓦・スレート・ガルバリウム鋼板・アスファルトシングルにはそれぞれ異なる特徴があり、大切なのは自分が何を優先するかによって選択することです。
耐用年数・メンテナンス費用・機能性・デザインのポイントをしっかりと確認して、総合的に判断することが大切です。
初期費用だけに目を向けるのではなく、将来的なコストや住まいの環境条件も踏まえた上で、自分に合った屋根材を選びましょう。
そのためには、信頼できる業者へ相談をし、施工事例などを参考にしながら確認をおこないましょう。
*K*
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