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外壁塗装では乾燥時間が重要!乾燥しなかった場合のトラブルとは?

投稿日:2023.4.25 更新日:2023.4.26

外壁塗装では乾燥時間が重要!乾燥しなかった場合のトラブルとは?

 

外壁塗装をおこなう上で、適切な乾燥時間を確保しない場合トラブルにつながることをご存知でしょうか?

外壁塗装は塗料が固まることで、美しい外観を保つだけでなく、劣化を防止する役割も担っています。

しかし、乾燥時間を十分に取らずに次の作業を進めると、塗膜が剥がれ落ちたり、変色などのトラブルが生じてしまうのです。

本記事では、外壁塗装における乾燥時間とその重要性、乾燥時間を守らなかった場合のトラブルについて解説します。

 

 

 

外壁塗装での乾燥時間とは

 

外壁塗装では乾燥時間が重要!乾燥しなかった場合のトラブルとは?

 

外壁塗装での乾燥時間とは、塗料が十分に固まり塗膜が安定するまでの時間のことです。

塗料が十分に固まらないまま次の作業を進めると、塗膜が剥がれ落ちたり、色が変わってしまうなどのトラブルに繋がります。

外壁塗装は下塗り、中塗り、上塗りと3回に分けて塗装をおこない、それぞれ工程が終わる度に塗料を乾燥させる時間が必要です。

また、塗装業者の中には工期を短縮するために、塗料を十分に乾燥させずに次の工程へ進む悪徳業者もいるため注意しましょう。

 

 

 

外壁塗装の乾燥時間はどれくらい?

 

外壁塗装では乾燥時間が重要!乾燥しなかった場合のトラブルとは?

 

外壁塗装の乾燥時間は、塗料の種類や気温、湿度などの状況によって異なります。

一般的に外壁塗装で使用される塗料は以下の通りです。

 

・シリコン塗料
・ フッ素塗料
・エラストマー塗料

 

それぞれの目安時間について詳しく紹介します。

 

 

シリコン塗料

シリコン塗料は耐候性や耐久性が高く、美しい光沢感を持つことから、近年では最も外壁塗装に利用されます。

また、水を弾く性質があるため、雨が多い地域に適しています。

表面乾燥時間は4〜6時間程度、重ね塗りが可能になるまでの乾燥時間は12〜24時間程度です。

 

 

フッ素塗料

フッ素塗料は耐候性や耐久性が高く、色落ちしづらいという特徴があります。

また、汚れにくい性質があるため、メンテナンスが容易なことも特徴の1つです。

表面乾燥時間は1〜2時間程度、重ね塗りが可能になるまでの乾燥時間は4〜6時間程度になります。

 

 

エラストマー塗料

エラストマー塗料は、非常に柔軟で伸縮性に優れた塗料であり、主に屋根や外壁の防水塗装に使用されます。

弾力性があり、クラック(ひび割れ)に対する耐性が高い特徴があります。

表面乾燥時間は4時間程度、重ね塗りが可能になるまでの乾燥時間は24時間程度です。

 

 

 

乾燥時間を守らなかった場合のトラブル

 

外壁塗装では乾燥時間が重要!乾燥しなかった場合のトラブルとは?

 

塗料の種類別にかかる乾燥時間について説明してきましたが、乾燥時間を守らなかった場合、どのようなトラブルが発生するのでしょうか?

乾燥時間を守らなかった場合のトラブルについてそれぞれ解説します。

 

 

塗料面にシワが発生する

乾燥時間を十分に取らずに次の作業を進めると、塗料面にシワが発生する可能性があります。

これらは外壁を美しく保つ上で大きな問題となります。

また、シワが発生すると外壁塗装の耐久性が低下するため、塗り直しをおこなう必要があるでしょう。

 

 

塗装面の色が変わる

塗料がしっかりと固まらない状態で重ね塗りをおこなうと、塗料本来の色合いとならず変色を起こす可能性があります。

変化は外壁の美観に大きな影響を与えるため、変色した状態のまま放置する方は少ないでしょう。

変色してしまった外壁は塗り直しをおこなう以外に補修する方法がないため、余分な工事費用を支払うことになってしまいます。

 

 

雨水などの影響で塗料が流れる

乾燥時間を十分に取らない場合、塗料が完全に外壁へ定着していないため、雨水などの外部の要因によって流れ落ちてしまう可能性があります。

外壁塗装は外壁を保護する役割があるため、塗料が流れ落ちてしまった外壁の耐久性は著しく下がるでしょう。

また、塗料が流れてしまうと色ムラや塗装面に凸凹が生じるため、外壁の美観にも悪影響を与えてしまいます。

 

 

塗装面にゴミやホコリが付着する

塗料が完全に乾燥していない状態で、周りの環境にゴミやホコリが舞い込むと、それらが塗装面に付着してしまい仕上がりの品質が悪くなることがあります。

また、外壁塗装が完全に終わったあとも、汚れやコケの付着が目立つようになります。

 

 

塗膜に剥離やひび割れが生じる

外壁塗装において塗料が十分に乾燥しない状態で次の工程に進んでしまうと、塗料がしっかりと外壁に定着していないため、剥離を引き起こしてしまいます。

また、重ね塗りした塗膜同士がくっついてしまい剥離やひび割れが生じます。

外壁塗装は重ね塗りをおこなうため、上塗り部分が完全に乾燥していたとしても、下塗りや中塗りが十分に乾燥できていない場合は、内部で剥離やひび割れが起こる可能性もあるでしょう。

 

 

 

まとめ

外壁塗装において乾燥時間を十分に確保することは非常に重要で、塗装面がより美しく仕上がり耐久性が増します。

一方、塗料が乾燥しない状態で外壁塗装を進めると様々なトラブルが発生するため、建物全体へ悪影響を与え、余分な工事費用がかかってしまいます。

塗料の種類や天候により適切な外壁塗装の乾燥時間は異なり、表面は乾燥しているように見えたとしても内側は完全に乾燥していないため、素人が乾燥時間を判断することは難しいでしょう。

そのため、外壁塗装の乾燥時間は業者の判断となりますが、悪徳業者もいるため注意が必要です。

外壁塗装を検討している方は、何も分からない状態で工事が進んでしまわないよう、本記事を参考にしてください。

 

 

当社の外壁塗装については、「外壁塗装・屋根塗装」をご覧ください。

 

*K*

 

 

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