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外壁にこんなサインが出たら要注意!外壁の劣化症状とは?

投稿日:2023.7.8

外壁にこんなサインが出たら要注意!外壁の劣化症状とは?

 

外壁の耐用年数は10年程度で、10年を経過すると様々な劣化症状が現れてきます。
そのため、10年ほどを目安にしてメンテナンスをおこなう必要があります。
ただし、耐用年数よりも早く劣化が現れることがあり、その場合は耐用年数とは関係なく早めの対処が必要です。
本記事では、外壁の注意すべき劣化症状について詳しく解説します。
住宅の外壁にどのような劣化が起こっているか、本記事を参考にチェックして適切な対処をおこないましょう。

 

 

 

外壁の劣化症状

 

外壁にこんなサインが出たら要注意!外壁の劣化症状とは?

 

築年数が経過すると、外壁の劣化が気になってくる方は多いのではないでしょうか。
外壁の劣化には緊急性のないものと、すぐにメンテナンスが必要なものがあります。
外壁に起こり得る劣化症状は以下になります。

 

・汚れ
・色褪せ
・チョーキング
・ひび割れ
・塗膜の剥がれや膨れ
・カビ、コケ、藻の発生

 

それぞれ詳しく解説します。

 

 

汚れ

外壁の汚れの原因は排気ガスや土埃、雨だれなど様々で、これらは緊急性は低いため経過観察でも問題ありません。
しかし、洗浄をして汚れを落とすなどメンテナンスをすることで、劣化の進行を遅らせることができます。
塗り替えの頻度を少なくするためにも、洗浄によるメンテナンスがおすすめです。

 

 

 

色褪せ

外壁は常に紫外線の影響を受けているため、年数が経つにつれて色褪せてきます。
色褪せは、塗膜を守っている樹脂が紫外線によって劣化してツヤがなくなり、顔料に影響が出ることが原因で起こります。
塗膜が劣化し始めている劣化の初期症状で、次に紹介するチョーキング現象へと発展する可能性があるため注意が必要です。

 

 

 

チョーキング

チョーキングとは、表面の塗膜が劣化して手で触ると白い粉が付く現象です。
紫外線によって塗料の成分に含まれている顔料が粉状になることが原因となって発生します。
チョーキングは水で洗い流しても乾くとまた白い粉が出てくるため、根本的には直すことができません。
また、そのまま放置してしまうと小さなひび割れへと発展することもあります。
今すぐに雨漏りなどのトラブルが発生するような劣化ではありませんが、すぐに対処できるようにできるだけ早めのメンテナンスがおすすめです。

 

 

 

ひび割れ

外壁がひび割れていると驚く方も多いのではないでしょうか。
実はひび割れには種類があり、放置しても良いひび割れと早急な補修が必要なひび割れがあります。
放置しても大丈夫なひび割れは、幅0.3㎜以内・深さ4㎜以内の「ヘアクラック」と呼ばれる小さなひび割れです。
ヘアクラックは塗膜表面に発生しているひび割れなので、すぐに雨漏りなどのトラブルが起こるわけではありません。
そのためすぐに対処する必要はありませんが、放置し続けてしまうと大きなひび割れへと発展することもあるため、経過観察は必要です。
そして、早急な補修が必要なひび割れは「構造クラック」です。
構造クラックは幅0.3㎜以上・深さ5㎜以上の大きなひび割れのことで、外壁材本体が割れている可能性があり、建物の構造部に影響が出てしまいます。
構造クラックを放置してしまうと、そこから雨水が入り込み雨漏りを引き起こす危険があるため、早めの対処が必要なひび割れになります。

 

 

 

塗膜の剥がれや膨れ

塗膜の剥がれや膨れは、塗料の密着性が低下することで発生します。
経年劣化による塗膜の劣化や施工不良など原因は様々です。
この場合は、塗料の保護機能がなくなっている状態のため早めの対処が必要です。

 

 

 

カビ、コケ、藻の発生

カビ、コケ、藻が発生しているということは、防水性が低下している証拠になります。
コケや藻は水分のある場所で繁殖するため、塗膜の劣化によって塗料の防水性がなくなることで発生し、それによってカビの発生につながるのです。
日当たりの悪い場所や風通しの悪い場所に発生しやすいです。

 

 

 

 

外壁の劣化を放置した場合

 

屋根が割れる原因とは?対処方法や放置した場合のリスクについて解説

 

外壁の劣化は、放置しても自然に良くなることはなく進行し続けます。
適切なメンテナンスをおこなえばトラブルも少なくて済みますが、もし放置してしまった場合は以下のようなリスクがあります。

 

・美観を損なう
・雨漏りが発生する
・建物の寿命が短くなる
・メンテナンス費用がかかる

 

 

美観を損なう

外壁は建物自体のイメージを決める重要な部分なので、色褪せやひび割れ・剥がれなどが起こることで建物全体が暗く古びた印象になってしまいます。

 

 

 

雨漏りが発生する

ひび割れや塗膜の剥がれなど、劣化症状によってはその箇所から雨水の浸入を許してしまうことがあります。
そして、雨水が浸入し続けることで雨漏りへとつながってしまうのです。

 

 

 

建物の寿命が短くなる

外壁の劣化を放置してしまうと、建物の寿命が短くなってしまうというリスクがあります。
劣化の放置によって様々な症状が進行し続け、外壁の防水性が失われてしまいます。
その結果、建物内部に雨水が入り込むようになり、建物の腐食にもつながってしまうのです。
外壁のメンテナンスは、美観を整えたり劣化箇所を補修したりするだけではなく、建物自体の寿命を延ばすことにもつながるのです。

 

 

 

メンテナンス費用がかかる

ひび割れや剥がれなどを適切なタイミングで対処すれば、塗り替えなどのメンテナンスで済みます。
しかし、ずっと放置してしまうことで、外壁材の張り替えなど大がかりな工事が必要になるケースもあります。
そうなると結果的に費用が高くなってしまうというリスクが発生するのです。

 

 

 

注意すべき劣化症状については「こんな症状には要注意」をご覧ください。

 

 

 

まとめ

外壁が劣化すると建物自体が暗くなりイメージが悪くなってしまうため、美観を保つためには定期的な塗り替えが必要です。
また、塗り替えをおこなうことで建物の寿命も長くなります。
劣化症状には緊急性の高いものと緊急性の低いものがあり、大きなひび割れや塗膜の剥がれが起こっていた場合は早めの対処が必要です。
ご自宅の外壁の劣化が気になっている方は、本記事を参考にして適切なメンテナンスをおこないましょう。

 

 

*K*

 

 

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