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漆喰の劣化症状を解説!劣化を放置するとどうなる?

投稿日:2023.12.9

漆喰の劣化症状を解説!劣化を放置するとどうなる?

 

瓦屋根を使った古くからの家屋に住んでいる場合、日頃目にする事の無い屋根部分で劣化が進んでいるのかどうか、なかなか分からないため不安なものです。
本記事では、瓦屋根の漆喰の特徴と担っている役割について解説します。
また、漆喰の劣化症状や劣化を放置した場合のトラブルについても解説するので、瓦屋根の劣化が気になっている方はぜひ参考にしてください。

 

 

 

瓦屋根の漆喰とは

 

建物の基礎とは?種類別のメリット・デメリットについて解説

漆喰とは、瓦屋根の棟や軒先部分に使用される材料のことをいいます。
棟とは屋根と屋根が面したいちばん高い三角部分になっている部分のこと、軒先とは瓦屋根のいちばん低い位置で地面と水平に直線になっている部分のことです。
瓦屋根はその形状から隙間ができやすいため、漆喰で隙間を埋めて雨水や小動物が入ることを防ぐことが大切です。
コーキング剤と同じような役割を持つ漆喰は、瓦の下部分のような目立たない部分に使用されるため、表面的にはあまり目にすることがありません。
近年はプラスチック製の面戸を使用している家がほとんどなので漆喰を使うことはありませんが、古い日本家屋などでは使用されている家も多く、定期的なメンテナンスが必要です。

 

当社の漆喰工事については、「漆喰工事」をご覧ください。

 

 

 

漆喰の劣化症状

 

漆喰の劣化症状を解説!劣化を放置するとどうなる?

屋根瓦は40年~50年と比較的寿命が長い特徴がありますが、漆喰は劣化しやすいため、15~20年ごとにメンテナンスをする必要があります。
ここでは施行から年数が経過した漆喰の劣化症状について、どのような状態になるのか具体的に解説します。

 

 

ひび割れや欠け

施行当初は湿っている漆喰が完全に乾燥するまでには数カ月かかります。
それまでには雨が降るなどして濡れることもあり、乾燥した状態と湿った状態を繰り返しながら少しずつ乾燥していきます。
乾燥すると固くなる性質があり、乾く際の収縮や、寒暖差や雨風、地震による建物の振動などによって、漆喰にひび割れや欠けという症状が出る場合があるのです。

 

 

コケの発生や変色

年数が経過した屋根を見ると全体的に黒っぽく見えることがありますが、その原因は漆喰が劣化してコケが発生したり、変色して黒くなったりするからです。
瓦屋根では瓦を安定させるために下葺き材の上に粘度をのせた土葺きという工法が取られており、年数の経過によってこの土葺き部分に雨水が入ってしまうことがあります。
この雨水によって漆喰にコケが生えたり変色したりしてしまい、そのままにしておくと漆喰表面から雨水を吸い込んで、ますますコケやカビによる劣化が進んでしまいます。
劣化が進んだ漆喰は漆喰の存在も分からないほど真っ黒に変色し、コーキング剤としての役割が果たせません。

 

 

屋根瓦からの剥がれ

土葺き部分に使われている材料を葺き土と言い、葺き土と漆喰は材料が違うため劣化する年月も異なります。
さらに、漆喰が乾燥した状態と湿った状態を繰り返すことも原因となって、葺き土と漆喰との間に隙間ができやすくなります。
隙間ができ時間と共に漆喰が劣化することで、少しずつ剥がれ落ちてくるのです。
日頃漆喰を目にすることはほとんどないため、劣化具合は分かりにくいものです。
しかし、家の敷地内などに石やコンクリートのような塊が落ちている場合、劣化した漆喰の可能性があります。

 

 

 

漆喰の劣化を放置した場合

 

漆喰の劣化症状を解説!劣化を放置するとどうなる?

 

漆喰のメンテナンスを定期的にせず、劣化した状態を放置しておくとさまざまなトラブルやデメリットが生じてしまいます。
これからご紹介する漆喰の劣化を放置した場合のトラブルについてよく把握しておき、定期的にメンテナンスをおこなうことが大切です。

 

 

雨漏りの発生

漆喰が劣化してくると葺き土との間に隙間ができるため、葺き土に雨水がどんどん染みこんでいきます。
その結果、漆喰がコケや黒ずみで変色し始めてしまいますが、何も補修をしないままでいると家の内部にまで雨水が入り込むようになり、雨漏りが発生してしまいます。

 

 

屋根下地が腐る

漆喰の劣化が進み屋根瓦から剥がれてボロボロと落ちるようになる頃には、水分を吸収しやすい葺き土は、雨による湿った状態と晴天の日の乾燥した状態にさらされ劣化が早まります。
劣化した葺き土をそのままにしておくと変形してしまうこともあり、葺き土の上に乗せられた瓦の並びが崩れていき、ますます多くの雨水を屋内に侵入させることになりかねません。
この状態が繰り返されることで、屋根下地が腐ったり傷んだりするトラブルも引き起こされ、最悪の場合は棟が崩れてしまうリスクもあります。

 

 

このように漆喰のメンテナンスを怠り劣化を放置しておくと、雨漏りや屋根の下地が腐るなどのトラブルが起こり、膨大な工事料金がかかる可能性もあります。

 

 

 

漆喰の補修方法

 

漆喰の劣化症状を解説!劣化を放置するとどうなる?

漆喰の劣化を放置せず、定期的にメンテナンスをおこなう重要性がお分かりいただけたでしょうか。
それでは最後に、漆喰の補修方法について詳しく解説します。

 

 

漆喰を詰め直す

ひび割れや欠けなど漆喰の劣化が軽い場合、一般的にはその部分に新しい漆喰を塗り重ねる補修がおこなわれます。
傷んだ漆喰を部分的に除去して新しい漆喰を詰め直す補修方法もあり、この場合は劣化した漆喰を残らず除去しその部分に新しい漆喰を詰めて、コテで仕上げをすることでツルツルのきれいな状態に仕上がります。
また、漆喰が何カ所も剥がれている場合は、葺き土が雨水を吸収していて排水がきちんとおこなわれていない可能性があるため、原因を特定することが必要です。
この場合は、傷んだ漆喰を全て取り除いて葺き土の劣化具合を確認してから、新しい漆喰を塗り込んでいきます。

 

 

瓦の積み替えや積み直しをする

漆喰の劣化が進み瓦の並びが崩れてしまった場合は、瓦の積み替えや積み直しをして、瓦を元通りの状態にする方法が取られます。
瓦を積み替える際には、もともと使用していた瓦を全て取り外して葺き土も除去し、あらためて漆喰を塗って新しい瓦を積んでいきます。
瓦を変えることなく既存の物を使う積み直しは、補修方法は同じですが、瓦を新しく用意する必要がないため費用を抑えることが可能です。

 

 

 

まとめ

瓦屋根の漆喰とはどのようなものか、また漆喰の劣化症状や劣化を放置してしまうとどうなるのか解説しました。
漆喰は15~20年ごとにメンテナンスをしないと、最悪の場合雨漏りや棟崩れを起こすリスクがあるため、定期的にチェックすることが大切です。
劣化が進むと補修工事に思いがけず高額な費用がかかることもあるため、忘れずに点検することをおすすめします。

 

*K*

 

 

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