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2回目以降の外壁塗装は注意が必要?押さえるべきポイントを解説

投稿日:2024.6.22 更新日:2024.6.28

2回目以降の外壁塗装は注意が必要?押さえるべきポイントを解説

1回目の外壁塗装にかかった費用を参考に、2回目以降の外壁塗装工事を検討されている人も多いのではないでしょうか?

その中には、「1回目に使用した塗料よりももっと耐用年数の多いものにしたい」や「前回の反省点を生かして別の塗料を使用したい」など前回のものと比較しながら選ぶ人も少なくないはずです。

2回目以降の外壁塗装費用は高くなりやすい理由や、再塗装を検討する時期、注意点などを紹介します。

 

 

2回目以降の外壁塗装はなぜ高くなりやすい?

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2回目以降の外壁塗装が高くなりやすい理由は、建物が劣化するからです。

1回目の外壁塗装の時とは違い、年数が経つにつれ建物の他の場所にも劣化や損傷が見られる傾向にあるのです。

損傷度合いによっては、外壁塗装の前に外壁の下地を補修しなければならない場合もあります。

他にも外壁そのもののメンテナンスが必要なケースもあります。

 

 

2回目以降の外壁塗装を検討する時期

2回目以降の外壁塗装は注意が必要?押さえるべきポイントを解説

 

2回目以降の外壁塗装は、前回使用した塗料のグレードと建物の経年劣化により、塗装の時期が異なります。

一般的に、1回目の外壁塗装はおよそ8〜12年です。

これは、新築には少しでもコストを抑えるために、グレードの低い塗料を使用していることが多いからです。

主な塗料の耐用年数を紹介します。

 

・ウレタン塗料 7〜10年
・シリコン塗料 10〜13年
・フッ素塗料 15〜20年

 

ウレタン塗料を使用している建物の場合、およそ築15年程度で2回目の外壁塗装をおこないますが、フッ素塗料の場合は築25〜30年程度です。

また、前回の塗料のグレードがわからない方は、建物の劣化症状を見て判断する方法もあります。

塗料の耐用年数は、あくまでも目安です。

外壁材の状態は日当たりや風通し、周囲の環境などによっても異なります。

塗料の耐久性に関わらず劣化症状を見て検討することで、最適な時期を見分けることができます。

 

 

外壁塗装を検討するサインとは

2回目以降の外壁塗装は注意が必要?押さえるべきポイントを解説

 

外壁の劣化を発見したら再塗装を検討するサインです。

劣化したまま放置し続けると、劣化の度合いがどんどん大きくなってしまうので注意が必要です。

主な劣化症状を紹介します。

 

・汚れ
・色あせ
・チョーキング現象
・ひび割れ
・コーキングの劣化
・カビ、苔の発生

 

 

汚れ

塗料のグレードにもよりますが、前回の外壁塗装からおよそ5年経過すると少しずつ汚れが目立ってきます。

外壁に付着する汚れは、多くが砂埃や排気ガスなどの化学物質です。

塗料には塗膜そのものに汚れがつきにくい性質があります。

また、なかには親水機能に優れ、汚れを雨水で流してくれる機能性の高い塗料もあります。

汚れがつくようであれば、塗料そのものの機能が低下しているサインです。

 

色あせ

色あせは、塗膜劣化の寿命のサインです。

日光や紫外線の影響により塗膜が劣化して起こります。

外壁塗装の塗膜形成は外壁材をコーティングし、雨や風・紫外線から外壁材や建物を守ってくれるメリットがあります。

建物の外観の印象が、どんどん色あせることで古びたイメージになってしまうため、外壁塗装を検討しましょう。

 

チョーキング現象

チョーキング現象は、外壁に触れた時に手に白い粉が付着します。

雨風や紫外線の影響を受け、塗膜に含まれている顔料などが次第に劣化し、分離し浮き出ている状態です。

チョーキング現象は、塗料の寿命がきて塗膜の耐水性が低下しているサインです。できるだけ早く外壁塗装を検討することをおすすめします。

 

ひび割れ

外壁がひび割れていることを「クラック」と言います。

クラックの症状には主に2種類あり、ヘアークラックと構造クラックがあります。

ヘアークラックは、幅0.3ミリ以下の細いひび割れです。

塗膜が劣化しているケースに発生しやすく、劣化症状の中では軽度の段階で緊急性は低めです。

構造クラックは、幅0.3ミリ以上のひび割れを言います。

構造自体に影響を及ぼしている可能性が高いため、できるだけ早く補修を検討するようにしましょう。

 

コーキングの劣化

コーキングとは、外壁材と外壁材の隙間を埋めるためにゴムのような充填材を入れることを言います。

コーキング材の寿命は、一般的に10年です。

年数が経つことで紫外線などの影響により、コーキング材にひび割れや亀裂などが発生します。

劣化症状を放置してしまうとその部分から雨水などが侵入し、建物自体に影響を及ぼしかねません。

外壁塗装とコーキングの補修が同じタイミングにならない時もあると思いますが、コーキング材が損傷したら新しく打ち替えを検討しましょう。

 

カビ・苔の発生

苔が外壁に付着しているということは、塗料の防水性が低下し外壁材が水分を含みやすい状況になっているサインです。

カビや苔は、日当たりの悪い場所や水はやの悪い場所で発生しやすいです。

できるだけ早く再塗装を検討しましょう。

 

 

2回目以降の外壁塗装をおこなう際の注意点

2回目以降の外壁塗装は注意が必要?押さえるべきポイントを解説

 

前回使用している塗料の種類によっては、2回目の塗装で施工不良になる場合があるので注意が必要です。

注意すべきケースを紹介します。

 

・前回外壁塗装で水溶性を使用している場合
・前回外壁塗装でフッ素塗料・無機塗料を使用している場合

 

溶剤塗料の上に水性の塗料を塗り重ねても、基本的に問題がありません。

しかし水性塗料の上から、下地に浸透した既存の水溶性を剥離する可能性があります。

フッ素塗料や無機塗料は、耐用年数が長く機能性の高い塗料です。

前回の外壁に使用している場合には、2回目以降も同じ性質の塗料での塗り替えでなければなりません。

フッ素塗料や無機塗料は非粘着性の性質があるため、新たな塗料が付着しにくいからです。

他の塗料を使用することで、密着度が少なくなってしまうため注意が必要です。

 

 

当社の外壁塗装工事については「外壁塗装・屋根塗装」をご覧ください。

 

 

まとめ

2回目以降の外壁塗装は、1回目よりも費用が高くなりやすい傾向があります。

その理由として、時間の経過と共に建物の劣化が発生するため、塗装費用だけでなく補修費用もかかってしまう可能性があるからです。

2回目以降の外壁塗装は、塗料の耐用年数や外壁の劣化症状を見て検討するようにしましょう。

 

*K*

 

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