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虫除け対策ができる塗料とは?特徴を徹底解説

投稿日:2024.8.24 更新日:2024.8.30

虫除け対策ができる塗料とは?特徴を徹底解説

蚊や蛾などといった虫が室内に入ってくることに対して、不快に感じる方は多いのではないでしょうか?

蚊の活動期間は3月〜11月頃と言われていますが、夏場暑くジメジメしてくると蚊の活動が一気に活発になってきます。

蚊取り線香や防虫剤などでの対策をおこなっても、蚊に刺されてしまうことも多いです。

また、室内の壁に蜘蛛や羽アリなどがくっついていることもあります。

 

そこでおすすめなのが、建物内に虫が浸入しないように対策ができる虫除け塗料です。

関西ペイントから発売されたアレスムシヨケクリーンは、虫の性質を利用し開発された虫除け対策のできる塗料です。

水性の塗料のため匂いが少なく、人間や動物にも安心して使用できる塗料でもあります。

本記事では、アレスムシヨケクリーンの特徴や効果が期待できる虫、また注意点についても紹介します。

 

 

外壁に虫が寄りつきやすい理由

虫除け対策ができる塗料とは?特徴を徹底解説

 

なぜ外壁に虫が寄ってくるのでしょうか?
外壁に虫が寄ってくる理由は主に3つあります。

 

・外壁に使用している塗料の臭い
・外壁に使用している塗料の色
・紫外線

 

虫の中には触覚にある臭覚受容体によって、食べ物やフェロモンなどに反応する敏感なものもいます。
そのため、塗料に含まれているシンナーやトルエンなどに反応し外壁に寄ってくるるのです。

また、植物に近い黄色や緑色などは虫が寄り付きやすいです。

その他に、白色やクリーム色など明るい色の場合、反射率が高いため虫が寄り付きやすいです。

反対にグレーや茶色・黒色・赤色などは反射率が低いため、虫が寄り付きにくい傾向があります。

ただし、黒色は熱を吸収してしまうため屋内の温度が高くなりやすいです。

その他にも紫外線に反応する虫もいます。

 

 

虫除け対策ができる塗料「アレスムシヨケクリーン」の特徴

虫除け対策ができる塗料とは?特徴を徹底解説

 

虫除け対策ができる「アレスムシヨケクリーン」の主な特徴を紹介します。

 

効果

アレスムシヨケクリーンには、塗料そのものに虫が忌避する成分である「ピレスロイド系薬剤」が配合されているのが特徴です。

塗料の塗膜に含まれる虫除け成分に虫が触れることで、虫の神経系に不快感を与えます。

その結果、虫は塗料を塗った場所に寄り付きにくくなったり、止まっていられなくなります。

多くの不快な虫は、建物内で飛んでいる時間よりも壁や天井などに止まっている時間の方が長いのです。

アレスムシヨケクリーンは、不快な虫の性質を踏まえたうえで開発された塗料です。

 

人間や動物に対しての安全性

強力な虫除け効果を発揮しますが、人間や動物にはほとんど害がなく安心して使用できます。

虫除け成分である「ピレスロイド系薬剤」は、植物性由来の成分です。

また、選択毒性で特定の虫のみに効果を発揮し、その他に対しては無害という性質があります。

万が一、人間や動物の体内に入ったとしても、体内で影響を及ぼす前に分解し排泄してくれます。

人間や動物などの哺乳類は、ピレスロイド系薬剤を分解し無毒化する酵素をもっているからです。

それに対し、多くの虫は酵素がはるかに少なく体内でほとんど分解されないため、十分な効力を発揮できるのです。

 

臭い

アレスムシヨケクリーンは、水性タイプの塗料なので臭いも全く気になりません。室内の壁に塗った場合でも、臭いが気にならず快適に使用できます。

主に水性と油性の2種類で、水性タイプは油性タイプと比べると虫が近寄りづらく、防虫効果が高い塗料です。

 

無色透明の艶消しタイプ

艶消しタイプのアレスムシヨケクリーンは無色透明です。

現在の壁面の色には影響がありません。

塗料の色は白濁していますが、乾燥すると無色透明になるので安心して使用できます。

また、刷毛やローラーで簡単に塗れる塗料です。

 

虫対策以外の効果

アレスムシヨケクリーンは、虫除けの効果の他にも壁面に汚れが付着しにくい塗料です。

仮に汚れがついたとしても、簡単に汚れを落とせるといった機能性に優れています。

 

塗装する場所

主な塗装箇所は下記の通りです。

・屋内の壁(各種塗装・ビニールクロス面)
・ポリ塩化ビニルを主な原料とする壁紙
・バルコニーの壁面
・軒天面
・玄関周り

 

無塗装のコンクリートやモルタル面・アレスシックイなどの塗装面には、直接塗装ができないので注意が必要です。

また、アレスムシヨケクリーンの場合、直射日光に当たる場所に塗ると十分な効果を発揮できない傾向にあります。

 

効果のある虫

効果のある虫は、ユスリカ・ウンカ・ヨカバイ・チョウバエ・キイロショウジョウバエ・蛾・羽アリ・白アリ・ハチ・クモ・カメムシ・ブエ又はブヨ・アブ・タンス虫などです。

名前には、「虫除け」とつけられていますが「殺虫剤」ではありません。

不快な虫の発生程度により、十分に効果を発揮できない場合もあります。

また、カブトムシやクワガタなどの昆虫類・両生類・魚類などにも影響を与える可能性があるため注意が必要です。

ただし、直接塗料に触れなければ問題はありません。

 

 

虫除け対策ができる塗料「アレスムシヨケクリーン」の注意点

虫除け対策ができる塗料とは?特徴を徹底解説

アレスムシヨケクリーンの注意点は、艶を消してしまう可能性がある点です。

塗装前の仕上がり具合とは変わってしまうケースもあります。

そのため、艶消しの場所に塗装するのがおすすめですが、光沢のある場所に塗れないということではありません。

光沢のある場所に使用する場合には、ツヤムラが発生する可能性もあることを念頭において使用するようにしましょう。

 

 

まとめ

塗料で虫除け対策のできる「アレスムシヨケクリーン」は、虫の性質を考慮した上で開発された塗料です。

メーカーの発表による充分な効果持続期間は2〜3年です。

ただし、直射日光に当たる場所に塗装すると、効果持続期間が軽減する場合もありますので注意してください。

虫が室内に侵入するのを不快に感じる方は、外壁や室内壁の虫除けとして早めの対策をしてみてはいかがでしょうか?

 

 

当社の外壁塗装・屋根塗装工事については「外壁塗装・屋根塗装」をご覧ください。

 

*K*

 

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