外壁塗装工事で挨拶する際のポイントを解説
投稿日:2024.9.28
外壁塗装を検討されている方の中には、「ご近所への挨拶は必要なの?」「どんな手土産を用意した方がいいの?」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
結論から言うと、事前に挨拶することが大切です。
工事中には騒音や工事車両の出入り・水や塗料の飛散などで、ご近所のとのトラブルが起こるケースがあります。
せっかく外装が一新され綺麗になったとしても、ご近所の方とトラブルが起こってしまってはとても残念ですよね。
この記事では、外壁塗装でご近所に与える影響や挨拶する前に事前に知っておきたいポイントを紹介します。
外壁塗装でご近所に与える影響
外壁塗装ではご近所へ以下のような影響を与える可能性があります。
・騒音
・におい
・飛散
騒音は、足場の設置や高圧洗浄をおこなう場合に発生します。
足場を組み立てる際には金属板を金槌で叩きながら固定していきます。
その際に、かなり大きな音が響き周囲に不愉快を与えてしまいがちです。
足場の組み立ては家全体を取り囲むように設置することもあり、長時間大きな音が響きトラブルの原因になりやすいです。
また、外壁塗装をする前に一度外壁を綺麗にするため、高圧洗浄機を使用します。
高圧洗浄機にはエンジンが搭載されているため、大きな音が出ます。
次に、においについてです。
外壁塗装に使用する塗料は決して良いにおいとは言い切れません。
塗料には油性と水性があり、油性塗料はシンナーの臭いがしますが、水性塗料は油性に比べ臭いを軽減できるのがメリットです。
一般的に住宅塗装の際には水性塗料を使用しますが、全くにおわないわけではありません。
また、養生は塗料の飛び散りや材料の飛散を防ぐためにしますが、場合によっては水が飛散してしまうこともあります。
このように、外壁塗装をする際にはご近所の方に迷惑や不快を与えてしまうケースがあるため、前もって外壁塗装をおこなうことを伝えることが大切です。
外壁塗装の挨拶をする前に知っておきたいポイント
外壁塗装の挨拶する前に事前に知っておくべきことを紹介します。
挨拶は1週間前がベスト
近所への挨拶は、1週間位前におこなうのがベストです。
早すぎても相手の方が忘れてしまう可能性があります。
逆に、3日前や前日など直前だと急すぎて対応に困ってしまうことも考えられます。
時間帯は、土日祝日の10時〜17時位の時間が最適でしょう。
ご近所の方の中には、平日は仕事をしている方もいます。
また、早朝や夕方の時間帯は迷惑になってしまうこともあるからです。
幅広い層におすすめの手土産
手土産は必ずしも用意しなくてはならないものではありません。
しかし、外壁塗装中は騒音や水・塗料の飛散などご近所とのトラブルが起こりがちです。
トラブルを未然に防いだり、たとえトラブルが発生したとしてもスムーズに解決するために、手土産は用意しておいたほうが良いでしょう。
また、依頼した業者によってはタオルなどの粗品を用意してくれているところもあります。
事前に確認しておくことをおすすめします。
自分で手土産を用意する場合は、高価なものではなく500円〜1,000円程度の粗品を選びましょう。
高価なものは逆に相手に気を使わせてしまいます。
具体的には石鹸や洗剤、ティッュペーパーなど日常生活で使用できる消耗品がおすすめです。
自分でご近所挨拶をする範囲
左右両隣と真裏、道を挟んだ真向かいの家の4件は、自分でも直接挨拶することをおすすめします。
区画が不規則で真裏が2軒の敷地と隣接している場合には、2件とも挨拶にいったほうが良いでしょう。
道を挟んで真向かいの家は、「ある程度道幅も広いから挨拶に行かなくてもいいのでは?」と思うかもしれません。
しかし、道路でも施行中に工事車両が目の前に止まっていると迷惑になってしまうこともあります。
トラブルを避ける為にも直接前もって挨拶しておくことが無難です。
他にも、「挨拶は塗装業者がしてくれるから自分ではしなくてもいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。
基本的には業者に任せても大丈夫ですが、直接迷惑をかけてしまうご近所の方については、自分でも挨拶に行くほうがいいでしょう。
例えば、敷地いっぱいに家が建っている場合には、隣の方からしてみれば外壁塗装の際に足場が立っていることだけでも違和感があります。
自分の家の工事をしているわけではないのに、窓から覗かれているような不快感を与えてしまいます。
このように直接不都合を与えてしまう範囲の方には、前もって工事開始前に挨拶するのがベストです。
信頼できる業者を選ぶこと
ほとんどの業者は、外壁塗装の工事が始まる前に前もってご近所の方へ挨拶に行ってくれます。
しかし、業者によっては挨拶の態度が悪かったり要望を伝えてくれなかったりする場合もあります。
工事期間中の飛散や騒音など業者でなければわからない専門的なこともあるため、ご近所の方に親切・丁寧に対応してくれる業者を選ぶことがトラブルを回避できるポイントです。
外壁塗装の挨拶で近所へ伝えるポイント
ご挨拶に行く際にご近所の方に最低限伝えることは下記の通りです。
・工事期間
・施工業者の名前、住所、連絡先
・自分の連絡先
・工事期間中にご迷惑をかける旨
工事期間は「〇〇月〇〇日〜〇〇月〇〇日まで外壁塗装をおこないます。」のように詳しい期間を伝えることが大切です。
業者と作業スケジュールなどを共有し、資材の搬入日や高圧洗浄機を使用する日、塗装をおこなう日など詳しく日程を伝えることがベターです。
また、何かあった時のために施工業者の名前や連絡先も伝えるようにしましょう。
その際にはスムーズに対応ができるように、担当者の名前も一緒に伝えることをおすすめします。
自分の連絡先を教える場合には、固定電話だけではなく携帯電話も伝えましょう。
まとめ
外壁塗装中は騒音や飛散、業者の車両の駐車や出入りなどでご近所の方へ不便をかけることもあります。
そのためにも、前もって挨拶することが大切です。
外壁塗装を依頼する側にとって不安なこともあるかと思います。
そのような時に相談に乗ってくれる、信頼した業者を選ぶようにしましょう。
また、直接迷惑をかけそうな近隣の家に対しては、業者に同行しご自分でも挨拶に行くことをおすすめします。
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