塗装を劣化したままにするとどうなりますか?
投稿日:2021.7.19
塗装の役割は美観性と防水性になります。
このため塗装が劣化すると美観性と防水性が低下してきます。
これはどのような状態かというと、美観性の低下は塗装の劣化により色あせてくるため建物の外観が古く見えたり、汚れて見えてしまったりします。塗装が劣化することで塗装仕立ての時にあった色ツヤがなくなり白くぼやけた色になります。また、コケやカビの付着、ホコリや雨垂れ跡などの汚れも塗装が劣化すると目立ってきます。
塗装の劣化は建物の見栄えが落ちるだけで留まらず防水性の低下により外壁や屋根に水が浸透し、状態を悪くさせてしまう恐れがあります。水が屋内へと流れていくため、状態がひどくなると雨漏りを引き起こすことになりますので注意が必要です。
このように塗装が劣化したままの状態にすると建物の見栄えが落ちるだけでなく、正常な状態を維持できなくなってくることになります。
塗装の劣化症状は、汚れの付着やコケ、カビの付着、ひび割れ、チョーキングなどがあります。外壁材や塗装されている塗料により耐用年数に違いはありますが、塗装後およそ10年が目安となりますので、ある程度年数が経っていましたら専門業者に状態を見てもらうことをおすすめします。
劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」をご覧ください。
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