外壁塗装は花粉シーズンでも大丈夫?その理由を解説
投稿日:2025.3.15 更新日:2025.4.3
「花粉や黄砂が飛散するシーズンでも外壁塗装は可能?」と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
3月は花粉が飛散するシーズンであり、中国からの黄砂に関するニュースも頻繁に耳にする時期です。
この記事では、花粉シーズンでも外壁塗装ができる理由や外壁塗装の際に重視すべきこと、花粉対策になる塗料について解説します。
花粉や黄砂・PM2.5の特徴
そもそも「花粉や黄砂・PM2.5は何?」と疑問を思う方もいるのではないでしょうか?
まずは、花粉や黄砂・PM2.5の特徴や、外壁塗装にどんな影響があるのかについて詳しく解説します。
花粉
花粉は植物から放出される微細な粒子で、スギやイネなどの種類があります。
植物の花粉には「ペクチン」というタンパク質の一種が含まれていて、ジャムのとろみをつける際にも使用される成分です。
水分を含むと粘着性が増す性質があります。
この花粉が、外壁に付着するとペクチンの粘着性によって汚れが強固になるのです。
また、ペクチンには紫外線を吸収しやすい性質があるため、塗料の色が薄くなったり変色する可能性があります。
黄砂
黄砂は中国大陸から飛来する砂埃であり、微細な粒子を多く含んでいます。
例えば、黒色の自動車に黄砂が付着すると汚れが非常に目立ちます。
黄砂は微細な粒子のため外壁に付着しやすく、塗装前にしっかりと除去することが必要です。
もし、付着したまま塗装をおこなうと塗料の密着性が低下し、剥がれや膨れの原因となることがあります。
PM2.5
PM2.5とは人の目でほとんど見ることのできない、2.5マイクロメートル以下の微小な粒子です。
大量に飛散すると、もやがかかったように視界が悪くなるのが特徴です。
PM2.5は非常に小さな粒子のため肺の奥まで入り込みやすく、呼吸器系への影響など人体への悪影響が懸念されています。
また、外壁塗装工事の際には花粉のペクチンと混ざり合うことで、塗料の汚れが落ちにくくなるリスクが高まります。
花粉時期でも外壁塗装ができる?
花粉シーズンは、外壁塗装には不向きだと考える方もいるのではないでしょうか?
しかし、花粉や黄砂が飛散する時期でも外壁塗装は可能です。
その理由を3つ解説します。
飛散防止シートの設置
外壁塗装工事では、職人の安全確保と作業品質の維持のために必ず足場を設置します。
そして足場の設置後、建物全体を覆うようにメッシュ状の飛散防止シートを取り付けます。
このシートの役割は、塗料の飛散防止や高圧洗浄時の汚水飛散防止です。
また、完全ではありませんが黄砂や花粉の飛散を軽減することも可能です。
高圧洗浄の使用
高圧洗浄機とは熱などを使用せず、モーターで水道水を圧縮・噴射する洗浄専用の機械です。
高圧の水流によって、外壁に付着した汚れを一気に洗い流すことができます。
一般用と業務用では、水圧に大きな差があるのが特徴です。
市販の家庭用高圧洗浄機は、機種によって異なりますがおよそ6Mpa〜14Mpaの範囲です。
一方業務用のものは、こちらも機種によって多少の差はありますが一般的に15Mpa以上の水圧があり、ペクチンなどの頑固な汚れも短時間で洗い流せるのが魅力です。
15Mpa以上の水圧に耐えられる汚れはほとんどありません。
つまり、業務用高圧洗浄機は家庭用に比べて強力な洗浄効果があることがわかります。
花粉は粒子が小さい
花粉は微粒子のため、外壁や屋根に付着しても基本的には塗装に影響はありません。
なぜなら花粉の上から塗料を塗っても、塗装後の剥がれなどの問題は起こりにくいからです。
しかし、砂埃は粒子が大きいため、塗装面に凹凸を生じさせる恐れがあります。
そのため、塗装前にしっかりと除去することが必要です。
外壁塗装の際には花粉よりも天候を重視
外壁塗装において最も重視すべき点は、花粉の飛散よりもむしろ天候です。
天候は、花粉シーズンに限らず一年を通して特に注意すべき要素です。
外壁塗装に最適な天候
外壁塗装に最適な天候は晴れまたは曇りで、気温が15℃〜30℃の間の場合です。
この気温範囲であれば、塗料の乾燥は順調に進みます。
そのため、最低でも5℃以上の気温が必要です。
特に、3月から4月にかけては気温が上昇します。
天候も比較的安定するため、外壁塗装に最適な時期として人気があります。
外壁塗装に適さない天候
5℃未満になると塗料が硬化しにくくなり、乾燥が遅れて品質が低下する可能性が高まります。
最適な湿度は85%以下です。
湿度が高いと塗料の乾燥が遅れ、仕上がりに悪影響を及ぼすことがあるからです。
また、雨や雪、強風がある日には外壁塗装を避けます。
雨は塗料を流して仕上がりをまだらにする恐れがあります。
他にも、強風は塗料の飛散や砂埃の付着を引き起こし、仕上がりに悪影響を及ぼす可能性があるからです。
特に、強風時は花粉のような微粒子よりも、砂埃のような大きな粒子が塗装面に付着しやすく、仕上がりに悪影響を及ぼす可能性が高まります。
したがって、雨天や強風時の塗装を避け、晴天時に作業をおこなうことが何よりも重要です。
花粉の対策になる塗料について
花粉対策の塗料として、低汚染塗料がおすすめです。
低汚染塗料は、近年の排気ガスや黄砂・PM2.5などの汚染物質の増加により、注目を集めている塗料です。
この塗料は親水性に優れた性質を持ち、外壁に付着した花粉や黄砂・汚染物質などの汚れを雨水によって洗い流す効果があります。
ちなみに親水性とは、水と馴染みやすい性質のことです。
また、表面が滑らかで静電気を帯びにくい性質を持つものが多く、花粉が付着しにくいです。
外壁に汚れが付着すると水が溜まりやすい状態になり、カビや藻などの劣化症状が発生しやすくなります。
しかし、低汚染塗料は壁に付着した汚れを洗い流してくれるため、カビや藻などの発生を抑制することができます。
まとめ
花粉の飛散シーズンであっても、外壁塗装は可能です。
花粉は微粒子のため、外壁塗装の仕上がりに直接的な悪影響を与えることはほとんどありません。
また足場の設置後、家全体を覆うように飛散防止シートを取り付けます。
そのため、完全ではありませんが花粉や黄砂の飛散を軽減することが可能です。
他にも、外壁塗装の前に業務用の強力な高圧洗浄機を使用するため、ペクチンなどの頑固な汚れも洗い流すことができます。
外壁塗装では、花粉の影響よりも重要なのが天候です。
3月〜4月の時期は気温が上昇し、比較的天候が安定してくるため、外壁塗装の時期として人気があります。
当社の外壁塗装・屋根塗装工事については「外壁塗装・屋根塗装」をご覧ください。
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