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セメント瓦のメンテナンス方法とは?特徴や劣化サインも解説

投稿日:2025.3.22 更新日:2025.4.4

セメント瓦のメンテナンス方法とは?特徴や劣化サインも解説

「セメント瓦って、どうして塗装しないといけないの?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか?

屋根は長期間、風雨や紫外線にさらされるため、どうしても経年劣化が進んでしまいます。

特にセメント瓦は、色あせや塗膜の剥がれといった症状が現れやすいです。

放置すると苔や藻の発生、瓦のひび割れなどのトラブルにつながることもあります。

この記事では、セメント瓦の特徴やメンテナンスが必要なサイン、具体的な補修方法について解説します。

 

 

 

セメント瓦とは

セメント瓦のメンテナンス方法とは?特徴や劣化サインも解説

 

セメント瓦は、主原料のセメントと砂を混ぜ合わせて成形した屋根材です。

1970年代から1980年代にかけて、比較的安価で大量生産が可能だったため日本の住宅で広く普及しました。

しかし、近年ではより軽量で耐久性に優れたスレートや金属屋根が主流となり、セメント瓦の製造はほとんどおこなわれなくなりました。

 

セメント瓦は吸水性が高いため雨水を吸収しやすい特徴があり、放置すると瓦の劣化が進行し、雨漏りの原因となる可能性が高まります。

そのため、定期的に瓦の表面を塗装して、防水性を高め瓦を保護する必要があるのです。

また、塗装は時間の経過とともに劣化するため、定期的な塗り替えが欠かせません。

万が一、メンテナンスを怠ると、瓦の寿命を大幅に縮めてしまうことになります。

 

 

 

セメント瓦のメリット

セメント瓦のメンテナンス方法とは?特徴や劣化サインも解説

 

セメント瓦のメリットについて解説します。

 

 

耐久性が高い

セメント瓦は厚みがあり硬く、一般的に約30年〜40年の耐用年数があります。

一方、現在主流のスレートや金属屋根の耐用年数は20年〜30年です。

これらと比較すると長い傾向があります。

定期的なメンテナンスをおこなうことで、より寿命を延ばすことが可能です。

 

 

耐火性に優れている

主原料がセメントであるため、不燃材料であり火に強いという特徴があります。

そのため、万が一近隣で火災が発生した場合でも、延焼しにくいというメリットがあります。

ちなみに、不燃材料とは建築基準法で定められた防火材料の中で、最も燃えにくい材料のことです。

 

 

 

セメント瓦のデメリット

セメント瓦のメンテナンス方法とは?特徴や劣化サインも解説

 

セメント瓦のデメリットについて解説します。

 

衝撃に弱い

セメント瓦は硬くて柔軟性に欠けるため、衝撃に弱いという性質があります。

そのため、小さな衝撃でも割れてしまう可能性が高いです。

万が一、割れた場合には差し替えやコーキングによる補修が必要になります。

 

 

アスベスト含有の可能性

過去に製造されたセメント瓦には、耐久性を高めるためにアスベストが含まれているものが多く存在します。

アスベストは割れたり削れたりすると、目に見えないほどの小さな有害な粉塵が空気中に飛散します。

この粉塵を吸い込むと、健康被害を引き起こす危険性が高まるのです。

そのため、現在ではアスベストの使用は禁止されています。

古いセメント瓦の解体や回収をおこなう場合には、専門業者による適切な処理が必要です。

また、解体や処分する際には、通常よりも多額の費用がかかる場合があります。

 

 

 

セメント瓦のメンテナンスが必要なサインは?

セメント瓦のメンテナンス方法とは?特徴や劣化サインも解説

 

セメント瓦にどのような症状が見られたらメンテナンスが必要なのか、具体的な劣化症状について解説します。

 

 

色あせ

セメント瓦は、瓦そのものの劣化を防ぐために表面に塗装が施されています。

しかし、紫外線などの影響により、表面の塗膜が劣化し色あせが生じることがあります。

色あせは、初期段階の劣化症状です。

そのため、必ずしも早急な塗り替えが必要なわけではありませんが、色あせは塗膜の劣化のサインです。

放置すると、塗膜が剥がれセメントの表面が露出してしまい、瓦自体にひび割れが生じて雨漏りの原因となる可能性が高まります。

そのため、定期的な点検をおこない、必要に応じて再塗装を検討することをおすすめします。

 

 

苔や藻の発生

屋根に雨水が溜まると、屋根は常に水分を含んだ状態になるため、苔や藻が発生しやすくなります。

特に、日当たりの悪い北面や東面で発生することが多いです。

これにより、屋根材自体が脆くなります。

放置すると、建物内部の建材まで腐食する可能性があります。

 

 

塗膜のひび割れ・膨れ

セメント瓦の塗膜が膨らむ原因は、瓦の内部に水分が浸入しその水が蒸発しようとすることで起こります。

他にもセメント瓦に適さない塗料、特に通気性の低い塗料を使用した場合も、内部の水分が蒸発しにくくなり塗膜がふくらむことがあります。

また、経年劣化によって瓦自体にひび割れが生じることがあり、雨水が溜まりやすい場所や瓦のひび割れ・塗膜の剥がれなどがあると、水分が浸入しやすくなります。

そして、次第に塗膜が剥がれ瓦の表面がむき出しになると、雨水が直接浸入しやすくなり雨漏りの原因になります。

そのため、定期的に屋根の状態を点検し、早期に劣化を発見することが重要です。

 

 

瓦のズレ

セメント瓦は、地震の揺れや外部からの衝撃によって瓦がずれることがあります。
瓦のズレを放置すると、瓦の隙間から雨水が侵入し雨漏りの原因になり、建物内部の建材の劣化にもつながります。

 

 

 

セメント瓦のメンテナンス方法

セメント瓦のメンテナンス方法とは?特徴や劣化サインも解説

 

セメント瓦のメンテナンス方法は、部分補修・塗装・葺き替え工事の3つです。

 

 

部分補修

軽度のひび割れや欠けがある場合に、コーキング材や防水テープなどを用いて補修をおこないます。

これは、あくまで応急処置です。

広範囲に劣化が進んでいる場合は、他のメンテナンス方法を検討する必要があります。

 

 

塗装

はじめに、高圧洗浄機でカビや藻の除去をおこないます。

次にひび割れや欠けを補修した上で、屋根瓦全体を塗装します。

塗装は、セメント瓦の耐久性や防水性を高めるためにも必要です。

したがって、一般的に10年〜15年ごとに塗り替えをおこなうのが目安です。

 

当社の屋根塗装工事については「外壁塗装・屋根塗装」をご覧ください。

 

 

葺き替え工事

セメント瓦の耐用年数は30年〜40年程度です。

寿命を迎えた瓦は、部分補修や塗装では十分な耐久性を維持できません。

そのため、葺き替え工事で古い瓦を撤去し、新しい屋根材に交換します。

 

 

 

まとめ

セメント瓦はセメントと砂が主原料のため、防水性が低く水を吸収しやすい性質があります。

そのため、定期的な表面の塗装が必要不可欠です。

もし長期間劣化症状を放置してしまうと、屋根材自体が脆くなり、雨漏りや建物内部の建材まで腐食する可能性があります。

したがって、色あせ・苔や藻の発生・塗膜のひび割れなどの症状を見つけたら、メンテナンスをおこなうことが重要です。

定期的なメンテナンスは建物の寿命を延ばし、長い間安全に住み続けるためにも必要不可欠です。

 

*K*

 

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