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外壁タイルのひび割れ、浮き、剥がれの修繕方法

投稿日:2022.6.16 更新日:2022.7.29

重厚感のあるおしゃれな見た目で選べるデザインも多数。抜群の耐久性を持つ外壁タイルですが、ヒビ割れてしまうことがあります。
ここでは、外壁タイルのヒビ割れ等の修繕方法をご紹介します。

【こんな症状に注意!】耐用年数が長い外壁タイルも劣化します!

外壁タイルは紫外線や雨風の影響を受けにくいので、劣化しづらく耐用年数も長いです。

塗装の必要もないので定期的に洗浄をしていれば美観も保てるためメンテナンスフリーと言われる事がありますが、経年劣化によりヒビ割れや剥がれなどの症状が起きます。

塗装の必要はないのでメンテナンス頻度は少ないですが、タイルが割れたり剥がれたりすると、内側のモルタルが露出していきます。すると、雨に濡れたり、乾燥を繰り返して、劣化が進行していきます。

モルタルが劣化すると、外壁タイル自体がダメになってしまうため、そうなる前に早めのメンテナンスを行いましょう!

 

また、タイルの欠落によって、家の周囲の物や人へ被害を及ぼす二次被害の危険性もあり大変危険です。
その為、気になる箇所がある場合は修繕が必要です。

 

目地のシーリングのヒビにも注意!

メンテナンスが必要なのは、外壁タイルだけではありません。

外壁タイルの目地として使われているシーリングも、紫外線や外気温の影響を受けて劣化が進んでいきます。

そのままシーリングのヒビ割れを放置すると、そこから雨漏りに繋がる恐れもあるため、早めの補修が必要です。

シーリング工事について

 

外壁タイルの修繕方法

タイルは1枚1枚が独立しているので、タイルに大きなひび割れや欠損が生じている場合は、タイルを取り外して新しいタイルを貼り付けます。

 

1.張り替えたい部分をカット 新しいタイルを貼り付ける部分の周辺の目地部から電動カッターで切断します。
2.下地をつくる 補修部分をブラシ等できれいにした後に、補修剤が定着しやすくなるようプライマーで下塗りをします。
3.新しいタイルを貼る

プライマーの塗布後コーキングをします。
補修剤で隙間を埋め、ヘラで押さえて表面を平滑にします。

ひび割れ修繕の場合は新しい外壁タイルに張り替えるため、ひび割れの補修跡もなく、綺麗に仕上がります。
貼り替えの際に周りのタイルとの色味を合わせるためには新築時のタイルを残しておくか、色合わせしたクローンタイルを作ってもらう方法があります。

 

外壁タイルの浮き修繕方法

浮きが発生している箇所に穴を開け、浮き内部にエポキシ樹脂などの接着剤を注入します。
孔内にアンカーピンを挿入することで、浮き部全体をアンカーピンと接着剤で固定する工法です。

1箇所あたりの浮き面積の大きさによって細かく3つの方法に分けられます。

部分エポキシ樹脂注入工法 1箇所当たりの浮き面積が0.25㎡の場合に適用されます。
全面エポキシ樹脂注入工法 1箇所当たりの浮き面積が0.25㎡以上、かつ浮き代が1.0mm以下の場合に適用されます。
全面ポリマーセメントスラリー注入工法 1箇所当たりの浮き面積が0.25㎡以上、かつ浮き代が1.0mm以上の場合に適用されます。

タイル自体が大きく浮いているもしくは、剥がれかけている場合は、浮いたタイルを一旦壁面から取り外し、接着用のモルタルで貼りなおし作業を行います。

外壁タイルのメンテナンスは高圧洗浄で

汚れが気になる場合は高圧洗浄を行いましょう。
外壁タイルの主なメンテナンス方法は高圧洗浄になります。

外壁タイルのひび割れ・浮き・剥がれの修繕は当店にお任せください!

塗装の必要がなく、美しさが長持ちする外壁タイルです。放置しても大抵の場合はひび割れが建物の構造上の不具合まで到達することはありません。しかし、危険な二次災害を避けるためには早めの対処が必要です。

・ひび割れを見つけた
・外壁タイルが浮いているような気がする
・外壁塗装が剥がれてきている

これらに当てはまるものがある場合は、気軽にご相談ください!

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