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クリアー塗装とは?メリットや適していないケースについて

投稿日:2022.10.22 更新日:2022.10.24

クリアー塗装とは?メリットや適していないケースについて

 

「そろそろ外壁塗装をしないといけないけど、外壁の色や模様などのデザインはそのまま残したい」と考える方は多いのではないでしょうか?

クリアー塗装は外壁のデザインを残して塗装をおこなえるため、現在人気の高い塗装方法です。

しかし、外壁の状態によっては適していないケースもあります。

この記事では、クリアー塗装のメリットや適していないケースについて解説します。

クリアー塗装を検討している方は、しっかりと把握しておきましょう。

 

 

 

クリアー塗装とは?

 

クリアー塗装とは?メリットや適していないケースについて

 

クリアー塗装とは、顔料を含まない透明色の塗料を使用して塗装することをいいます。

「クリア塗装」や「クリヤー塗装」と呼ばれることもあります。

このような透明色の塗料を使用すれば、外壁のデザインを塗りつぶすことなくそのまま維持することができるのです。

デザイン性の高いサイディング外壁や、お気に入りの模様が施してある外壁など、デザインや模様をそのまま残したい方にはおすすめの塗装方法です。

 

 

 

クリアー塗装のメリット

 

クリアー塗装とは?メリットや適していないケースについて

 

まずはクリアー塗装のメリットについて解説します。

 

 

外壁のデザインを残したまま塗装ができる

外壁を決める際、デザインにこだわって決める方は多いでしょう。

そのため塗り替えをおこなう際には、「気に入っている外壁のデザインはそのまま残して塗装をしたい」と考える方は多いのではないでしょうか?

クリアー塗装では、外壁のデザインを残したまま塗装をすることができ、デザインを塗りつぶすことはありません。

また現在はクリアー塗料にも、シリコン塗料やフッ素塗料などと同じような機能の高い塗料もあるため、高い性能を持つクリアー塗料を選ぶことで耐久性も維持することができます。

 

 

外壁に艶を出すことができる

クリアー塗装をおこなえば、デザインはそのままで艶を出すことができます。

艶が出ることで外壁が美しく見え、汚れも付きにくくなります。

塗料によっては光沢の程度が異なり、自分で好みの光沢を選ぶとよいでしょう。

 

 

工期が短く費用も抑えることができる

通常、色付き塗料で外壁塗装をおこなう際には、下塗り・中塗り・上塗りの3度塗りが基本となります。

一方、クリアー塗装では中塗り・上塗りの2度塗りが基本となり、色付き塗料での外壁塗装と比べると塗装の回数が1回少ないのです。

その結果工事にかかる期間が短くなり、その分人件費や材料費がかからないため、工事費用を抑えることができるのです。

ただし、外壁塗装は天候や劣化状態によって工期が延びることが多々あります。

そのため、クリアー塗装をしても天候が悪い場合や劣化がひどい場合には、必ず工期が短くなるわけではありません。

 

 

 

クリアー塗装が適していないケース

 

クリアー塗装とは?メリットや適していないケースについて

 

クリアー塗装には様々なメリットがあるため検討したい方は多いと思います。

しかし、クリアー塗装が適していないケースもあるため注意が必要です。

外壁が以下のような状態の場合はクリアー塗装が適していないため、おこなわないほうがよいでしょう。

 

 

チョーキングが発生している場合

チョーキングとは塗料に含まれている合成樹脂が劣化して、顔料がチョークのような粉状になって表面に現れる現象のことをいいます。

外壁を手で触った際に白い粉が付くことで確認することができます。

チョーキングが発生している上からクリアー塗装をおこなうと、塗装面が白ボケしたようになってしまうため、美しい仕上がりになりません。

 

 

ひび割れが発生している場合

通常の色付き塗料を塗る場合は、ひび割れ箇所をコーキング材で補修した後に塗装することで、補修した跡が見えることはありません。

しかし、クリアー塗装の場合は補修した箇所が透けて見えてしまうため、見栄えがとても悪くなってしまいます。

外壁塗装はそもそも見栄えをよくするためにものなので、ひび割れが発生している場合はおすすめできません。

 

 

特殊なコーティングをしている場合

光触媒・フッ素・無機塗料などでコーティングされている場合、クリアー塗装自体ができません。

これらは特殊なコーティングのため、上からクリアー塗料を塗っても密着しにくく、すぐに剥がれてしまう可能性があるのです。

現在、日本ペイントから発売されている下塗り材の「ファインパーフェクトシーラー」を使用することで、これらの素材でもクリアー塗装が可能になっています。

ただし、全く問題なく塗装できるわけではないため、施工可能かどうかは業者にしっかりと判断してもらいましょう。

 

 

 

まとめ

外壁のデザインをそのまま残したい場合は、クリアー塗装がおすすめです。

また、クリアー塗装では塗装工程が少ないため、工期を短くできたり費用を抑えたりすることができます。

しかし、外壁の状態によっては適していない場合もあるため、しっかりと把握しておくことが大切です。

 

外壁塗装の流れについては「塗装工事の流れ」をご確認ください。

 

*K*

 

 

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