外壁塗装の全工程を詳しく解説!どれくらいの期間が必要?
投稿日:2022.11.29
外壁塗装を検討している方で「どのくらいの期間工事をするのだろうか?」「どんな工程なのか?」と気になる方も多いと思います。
外壁塗装工事をおこなう際はシートで家全体を覆うため、中でどのような作業が行われているか見えにくいものです。
この疑問は工事を依頼した家の持ち主だけではなく、近隣の住民の方々も同じように思われているでしょう。
近年、リフォーム工事による近隣トラブルも増えています。
トラブルを避けるためにも外壁塗装の工程やどのくらいの期間工事をするか、本記事を参考に把握しておきましょう。
外壁塗装の全工程
外壁塗装の全工程は以下の通りです。
・工程① 近隣への挨拶
・工程② 現場確認
・工程③ 足場の組み立て
・工程④ 高圧洗浄
・工程⑤ 下地処理
・工程⑥ 養生シートで覆う
・工程⑦ 下塗り
・工程⑧ 中塗り・上塗り
・工程⑨ 完了検査
・工程⑩ 足場解体と完了の挨拶
これらの全10工程に分けて解説していきます。
工程① 近隣への挨拶
外壁塗装の工程は、近隣への挨拶から始まります。
工事開始前に近隣の住宅へ訪問し、外壁塗装の工事をおこなうことと、どのくらいの期間工事をおこなうかを説明します。
工事が始まると業者や車両が出入りすることで騒音が発生したり、塗料の臭いが蔓延してしまう可能性があるため、トラブルを避けるためにも挨拶が必要です。
工程② 現場確認
塗装工事が始まる前には、現場確認を必ずおこないます。
高所の作業がある場合は足場を設置しますので、設置する際に障害となりそうなモノは移動が必要です。
業者が勝手にモノを移動させ後々トラブルにならないように、基本的には依頼者の立会いが求められます。
「壊さないよう慎重に移動して欲しいモノ」や「絶対に塗料で汚して欲しくないモノ」は、しっかり伝えておきましょう。
工程③ 足場の組み立て
屋根の塗装や外壁の上部は高所作業となるため、基本的に住宅の周囲に足場を組み立てます。
足場を組み立てるときは大きな音がしますので、気になる方はどの時間帯に作業をするのかを確認しておきましょう。
また、足場の組み立てには特別な資格が必要なため、塗装業者が足場の組み立てを別の業者に依頼をする場合もあります。
工程④ 高圧洗浄
足場の組み立てが完了したら、次におこなわれるのが高圧洗浄機を使用した外壁の洗浄です。
汚れが残ったまま塗装をおこなうと仕上がりにムラができてしまうため、塗装箇所に付着しているホコリや苔を取り除きます。
また、綺麗な状態の外壁に塗装を施さなければ、上から塗った塗料がすぐに剥がれてしまうため、時間をかけて丁寧におこないます。
工程⑤ 下地処理
下地処理とは、ひび割れなど劣化している箇所を補修する工程のことです。
下地処理が十分でない場合、上から塗料を塗っても仕上がりが綺麗にならないため、非常に重要な作業だと言われています。
劣化箇所が多い外壁の場合は、時間をかけて下地処理をおこなうため工期が長引く原因になります。
工程⑥ 養生シートで覆う
塗装をおこなわない箇所に、塗料や汚れが付着しないように養生シートで覆います。
基本的に窓ガラスや玄関、床などは養生シートで覆いますが、その他汚したくない箇所がある場合は事前に業者へ伝えておきましょう。
また、エアコンを使いたい場合は、室外機から空気を取り込めるようにメッシュタイプの養生シートを使用する必要があります。
夏や冬に外壁塗装を検討している方は、工事中もエアコンを使用したいと業者へ伝えておきましょう。
工程⑦ 下塗り
養生シートで建物を覆ったら、いよいよ塗装が始まります。
下塗りは、中塗り・上塗り塗料と外壁を密着させる役割があります。
下塗りした塗料をしっかりと乾かすことが重要になりますので、作業の時間も丸一日かかるでしょう。
工程⑧ 中塗り・上塗り
下塗りの塗装が乾いてから、外壁に色を付ける中塗りと上塗りをおこなっていきます。
なぜ2回に分けて塗装をするのかというと、一気に塗装をした場合、表面は乾いているが内側は固まらない状態となってしまうからです。
このような状態は施工不良に繋がる可能性もあるため、中塗りと上塗りに分けておこないます。
また、2回に分けることで均等に塗ることができ、見た目も美しい仕上がりになるのです。
工程⑨ 完了検査
完了検査とは「塗り残している箇所はないか?」「窓や玄関などに塗装がはみ出していないか?」など細かくチェックすることです。
施工不備が後日見つかると大きなトラブルの原因となるため、時間をかけてチェックをおこなう必要があるのです。
それでも見落としてしまう箇所があるかもしれないので、完了検査に使用されるチェックシートを写真に残して保存しておくことをおすすめします。
工程⑩ 足場解体と完了の挨拶
完了検査で問題が見つからなければ、外壁塗装のために組み立てた足場の解体をおこない、元の状態に戻していきます。
解体時にゴミや汚れをそのままにする悪質な業者もいるため、全ての作業が終了するまで丁寧に対応しているか確認をしましょう。
足場の解体まで終われば外壁塗装の工事全てが終了となるため、近隣の住民へ終了の報告をおこないます。
外壁塗装でかかる期間
外壁塗装にかかる工期は、一般的に7〜10日と言われています。
ただし、この期間は外壁塗装のみをおこなった場合の日数となるため、屋根塗装もおこなう場合はさらに工期がかかることを理解しておきましょう。
また、屋外の作業となるため天候にも左右されてしまいます。
予期せぬトラブルで工期が長くなってしまうことも想定して、ゆとりのある時期に外壁塗装を依頼するのがおすすめです。
まとめ
外壁塗装の工程や期間について解説しました。
築8年以上の住宅は外壁塗装が必要な時期となるため、一度検討してみてはいかがでしょうか。
初めて外壁塗装を依頼する方はどのような手順で作業が進むかわからず、不安な気持ちもあるかと思います。
今回の記事が少しでも参考となれば幸いです。
当社の外壁塗装については「外壁塗装・屋根塗装」をご覧ください。
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