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屋根が割れる原因とは?対処方法や放置した場合のリスクについて解説

投稿日:2023.6.17 更新日:2023.6.20

屋根が割れる原因とは?対処方法や放置した場合のリスクについて解説

 

屋根は雨風や紫外線などによって劣化しやすく、割れてしまうことがあります。
特にスレート屋根は屋根材が薄いため、ほかの屋根材と比べると劣化しやすく割れも発生しやすいです。
屋根が割れる原因には、経年劣化のほかにもさまざまな原因が考えられます。
また、割れているのにそのまま放置してしまうと、屋根だけではなく建物全体の耐久性にも影響が出てしまい、寿命も短くなってしまうのです。
そのため、屋根が割れていた場合はできるだけ早く適切な対処をおこなうことが必要です。
本記事では、屋根が割れる原因や対処方法について詳しく解説します。

 

 

 

屋根が割れる原因

 

屋根が割れる原因とは?対処方法や放置した場合のリスクについて解説

屋根が割れる原因には以下のような理由が挙げられます。

・経年劣化
・外部からの衝撃
・踏み割れ

それぞれ詳しく解説します。

 

 

経年劣化

年数の経過とともに屋根の劣化は進んでいきます。
その劣化症状の1つがひび割れなのです。
屋根は建物を覆っているため暑い時には表面温度も高くなり、含水による膨張や乾燥による収縮を繰り返すことで耐久性が低下していきます。
その状態が続いてしまうとダメージに耐えられなくなり、ひび割れが生じてしまうのです。
特にスレート屋根は1枚1枚が薄いため、経年劣化の影響を受けやすい傾向にあります。
また経年劣化による劣化症状には、ひび割れ以外にも色褪せやカビの発生、塗膜の剥がれなどがあります。

 

 

外部からの衝撃

台風や強風などが発生した際、物が飛来してくることがあります。
飛来してきた物が屋根にぶつかってしまうと、その衝撃によって割れてしまいます。
このように外部からの衝撃が原因となることがあるのです。
また、飛来物のほかにも、地震の際に瓦同士がぶつかった衝撃によって割れてしまうこともあります。

 

 

踏み割れ

踏み割れとは、屋根材を足で踏んだ際に屋根材が割れてしまう現象のことをいいます。
点検や修理など屋根の上で作業をする際に、屋根材を踏むことで割れてしまうことがあるのです。
新しい屋根ではあまりないですが、傷んでいる屋根の場合は上にのぼることで踏み割れが発生しやすくなります。
また、屋根材を踏んで割れてしまうケースと、屋根材を固定している釘を踏んで割れてしまうケースがあります。
実際のところ、屋根工事業者が踏み割れを起こすことはめったになく、他業者が踏んで割ってしまうことが多いのです。

 

 

 

屋根が割れていたらどうする?

 

屋根が割れる原因とは?対処方法や放置した場合のリスクについて解説

屋根が割れていた場合、雨漏りなどを防ぐために早めの対処が必要です。
対処方法は屋根の状態によって異なり、それぞれに合った対処をおこないましょう。
ここでは適切な対処方法について解説します。

 

 

コーキング補修・塗装

築5年以上経つと、経年劣化によって小さなひび割れが起こりやすくなります。

屋根に小さなひび割れができていた場合は、コーキング補修をおこないます。

コーキング補修とは、コーキング材を使用して割れている隙間を塞ぐ方法です。

ひび割れに沿ってコーキング材を充填してヘラで綺麗にならします。

また、コーキング補修をしたらその上から塗装をおこなうことが大切です。

補修だけではなく塗装もおこなうことで、防水機能を持たせることができます。

 

 

部分交換

屋根で発生しているのが大きな割れや欠けだった場合は、コーキングだけでは補修できないことが多いです。
そのため、新しい屋根との部分交換をおこないます。
交換の際に使用するコーキング材の色を合わせることで、交換箇所を目立たなくすることができます。
外部からの衝撃による割れの場合は、大きな割れが発生するケースが多いです。

 

 

カバー工法・葺き替え工法

広範囲でひび割れが発生している場合は屋根材の耐久性が低くなっているため、交換や塗装をしてもまたすぐに割れが起こる可能性があります。
そのため、ひび割れが広範囲で起こっているときは屋根工事が必要です。
屋根工事には既存の屋根材の上から新しい屋根材を取り付ける「カバー工法」と、既存の屋根材を全て撤去してから新しい屋根材を取り付ける「葺き替え工法」があります。
全体的に細かいひび割れができているけど、下地材まで傷んでいなければ「カバー工法」をおこないましょう。
下地材まで傷んでいる場合はカバー工法はできないため、既存の屋根材と下地材まで全て取り替える「葺き替え工法」をおこないます。

 

 

当社の屋根工事については、「屋根葺き替え・カバー工法」からご確認ください。

 

 

 

屋根の割れを放置するリスク

 

屋根が割れる原因とは?対処方法や放置した場合のリスクについて解説

屋根を割れを放置してしまった場合、以下のようなリスクがあります。

・雨漏りの発生
・飛散や落下

放置した場合のリスクをしっかりと理解し、適切な対処をおこないましょう。

 

 

雨漏りの発生

屋根が割れてもすぐに雨漏りが起こるわけではありません。
しかし、そのままにしておいても勝手に直ることはなく、放置し続けることで雨水が屋根材内部に浸み込んでいきます。
その状態が長く続くと、どんどん進行し続けて雨漏りが発生することがあるのです。
雨漏りは屋根材だけでなく、建物内部の腐食にも繋がるため早めの対処が必要です。

 

 

飛散や落下

割れている屋根材は不安定な状態なので外れやすくなっています。
そのまま放置してしまうと強風などによって飛散したり、落下したりと危険です。
人や物を傷つけてしまいトラブルになることもあります。
また、割れた破片が飛んで雨樋に落ちてしまうと詰まりの原因にもなります。
そのため、放置せずにできるだけ早めに対処することが大切です。

 

 

 

まとめ

屋根は建物の頂上に取り付けられているため、雨風や紫外線の影響を受けやすい場所です。
そのため、屋根材が割れることも多く、そのまま放置してしまうと雨漏りや建物の腐食の原因にもなります。
屋根が割れる原因には経年劣化のほかにも、飛来物などの外部からの衝撃や踏み割れなどさまざまです。
定期点検の際に屋根が割れていると診断された場合は、放置せずにできるだけ早めの対処が必要です。
本記事を参考に適切なメンテナンスをおこないましょう。

 

*K*

 

 

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