外壁塗装に最適な時期はいつ?適している季節やタイミングについて解説
投稿日:2023.10.21
外壁塗装を検討している方は、外壁塗装は寒い日や雨の日でもできるの?など疑問に思うことも多いのではないでしょうか。
外壁塗装工事は基本的には雨の日にはできないため、梅雨の時期は避けたほうがよいとされています。
では、いつ外壁塗装をするのがベストなのでしょうか。
本記事では、外壁塗装工事に最適な季節について解説します。
また、外壁塗装が必要なタイミングや劣化症状についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
外壁塗装に適している季節
外壁塗装工事は、雨や雪の日には塗料を塗ることはできません。
梅雨の時期や冬の時期に外壁塗装をおこなうと、工事が延期になり工期が延びてしまいます。
そのため、スケジュール通り早めに工事を済ませたい方は、工事ができない時期は避けたほうがよいでしょう。
外壁塗装に適している季節は、天候が安定している「春」と「秋」になります。
また、天候のほかにも気温や湿度など、外壁塗装ができる条件もあるため確認しておきましょう。
外壁塗装ができる条件
外壁塗装は気温5℃以上、湿度85%未満であればおこなうことが可能です。
気温が低かったり湿度が高い状態で塗装をおこなうと、塗膜の剥がれや浮きなどの施工不良につながってしまいます。
また天候も重要で、雨や雪、強風がある場合は外壁塗装をすることはできません。
天候が悪い状態で塗装をおこなうと、塗料が薄まって塗料の性能を発揮させることができず、また仕上がりも綺麗にはなりません。
外壁塗装に適しているのは「春」と「秋」
前述した外壁塗装ができる条件に当てはまる時期が「春」と「秋」です。
春や秋は気温と湿度ともに安定しています。
また、天候も比較的安定しており雨や雪の心配があまりないため、工期が延びるということもなく予定通りに進めることができます。
夏や冬に外壁塗装ができないというわけではありませんが、夏は雨が続く梅雨の時期があり、冬は寒さや雪の影響を受けやすい季節です。
天候が悪い状態で塗装をおこなってしまうと、塗料が流れたりまだらになったりと不具合が起こるため、工事を進めることができません。
また、寒い冬場は塗料が乾きづらく結露も発生してしまいます。
そのため、工事自体が中止になることで工期が延びてしまうので、外壁塗装に適している季節とは言えません。
夏は塗料が乾きやすいため、梅雨の時期が過ぎると乾燥面では適していると言えるでしょう。
ただし、外壁塗装工事では基本的に窓を開けることができず、場合によっては室外機を養生することでエアコンを使用することもできない可能性もあります。
そのため、暑い夏場に外壁塗装をする場合はこのような点に注意が必要です。
外壁塗装が必要なタイミング
「外壁塗装はどのタイミングでしたら良いのだろう?」と悩む方は多いのではないでしょうか。
外壁塗装には適したタイミングがあるため、いつ塗り替えをしたら良いかわからない方は以下のポイントをチェックしておきましょう。
・外壁塗装の耐用年数を経過したら
・外壁に劣化症状が出てきたら
外壁塗装の耐用年数を経過したら
外壁塗装には耐用年数があり、約10年とされています。
そのため、10年を目安として塗り替えをおこないましょう。
外壁の劣化は目に見えるものだけではなく、内部へ雨水が浸入していたり腐食していたりと、内部で発生しているものもあります。
そのため、耐用年数を一つの目安として定期的な塗り替えをすることがおすすめです。
定期的なメンテナンスをしておくことで、外壁材だけではなく建物の耐久性を保つこともできます。
外壁に劣化症状が出てきたら
外壁は常に外気にさらされているため、雨風や紫外線などの影響を受けて劣化していきます。
チョーキング現象や塗膜のひび割れなどが発生している場合は注意が必要です。
外壁が劣化してしまうと劣化した箇所から雨水が入り込み、雨漏りへとつながる可能性があります。
また、外壁材や建物内部の腐食にもつながってしまうため、建物の寿命を延ばすためにも塗り替えが必要です。
塗り替えが必要な劣化症状については後述します。
外壁塗装が必要となる劣化症状
外壁塗装が必要となる劣化症状は以下になります。
・チョーキング現象
・ひび割れ
・剥がれや浮き
チョーキング現象
チョーキングとは、外壁を手で触った際に白い粉が付く現象のことをいいます。
紫外線や雨風によって塗膜が劣化することによって、塗料に含まれている顔料が粉状になって表面に現れることが原因となって起こります。
チョーキングが発生しているということは、外壁を保護する機能がなくなっている証拠なので早めのメンテナンスが必要です。
また、放置し続けるとひび割れにつながることもあります。
ひび割れ
外壁のひび割れは幅0.3㎜以下・深さ4㎜以下の「ヘアクラック」と、深さ5㎜以上の「構造クラック」にわけられます。
注意が必要なのが「構造クラック」で、外壁本体にひびが発生している状態なので建物の耐久性にも関わってくるのです。
構造クラックが発生している場合は、Uカット工法でひび割れ補修をしてから塗装をおこないます。
剥がれや浮き
年数の経過によって外壁が劣化すると、塗膜が剥がれたり浮いたりする場合があります。
塗膜の剥がれや浮きを放置してしまうと、そこから雨水が浸入してひび割れや雨漏りにつながってしまうためメンテナンスが必要です。
まとめ
外壁塗装工事はどの季節でもおこなうことは可能ですが、塗装は気温や湿度などが影響するため春か秋が最も適した季節といえます。
そのほかにも天候も非常に重要で、雨や雪が降っている場合は様々な不具合が生じてしまいます。
そのため、梅雨の時期や冬場は適した時期とはいえません。
また、外壁塗装をおこなうタイミングは耐用年数を経過したときや、劣化症状が現れたときです。
外壁塗装の耐用年数となる10年頃、またはひび割れなどの劣化が現れた際には塗り替えをおこないましょう。
外壁塗装をするタイミングがわからない方や、検討しているけれど最適な時期がわからない方はぜひ参考にしてください。
当社の外壁塗装については、「外壁塗装・屋根塗装」からご確認ください。
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