現場レポート

国分寺市 外壁 屋根 塗装 外壁塗装 屋根塗装 修繕 修理 見積り

投稿日:2019.5.15 更新日:2022.5.9

こんにちは。本日は天気もよく作業もスムーズにすすみました。国分寺市のK様邸にて足場の仮設を行いました。

建築の現場では、足場が建物に近すぎると作業に支障が生じることがあります。たとえば、くぎ打ち機やインパクトドライバーのような電動工具は、足場と外壁の間に一定の間隔がないと使いにくい状態になります。

一方、刷毛塗りの塗装作業や、工場で完成したパネルを現場で組み立てる軽量鉄骨造のような工法の場合は、足場が近すぎてもほとんど影響がないかもしれません。

 建物の外壁にはひさしや窓などの様々なアクセントが設けられます。足場計画図は、こうした出物をかわしながら設計しますが、あまりに足場が近すぎると、足場と接触したり、取付け困難になることもあります。

 足場の組立てでは、足場を使ってする作業の内容を考慮して、理想的とする間隔に近くなるように設計します。この場合、ビケ足場の規格寸法上の制限もあります。

 一般に、作業床と外壁が約20㎝(内柱と外壁が10㎝)の場合が最も狭い値の限界です。作業の内容によっては、作業床と外壁の間隔を25㎝または30㎝以上、確保する必要がある場合もあります。いずれにしろ、間隔が近ければ近いほど良いというわけではありません。

 足場の設計では、外壁が遠い場合に内側に手すりを設けることができます。また、安衛則563条3の規定により、内側に手すりを設けることが困難なときは、外側の手すりを「安全帯取付け設備」とみなすことができます。

 このほかにも、足場の組み方として、内柱の建物側に作業床を設ける対応も考えられます。足場を使ってする作業の内容、足場の組み方などの総合的な観点から、建物との間隔を設定することが大切です。

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